オーストラリアでの食事事情1
私は今まで自炊したことがありませんでした。ずっと実家暮らしだったので食事を作ると言っても週末の休みの日にちょこっとお昼ご飯を作る程度だったので、オーストラリアへ渡って人生で初めて自分で3食用意しなければならなくなりました。
主食を何にするか
日本に住んでいれば悩むことなくお米が主食になりますね。しかし、こちらのシェアハウスでは炊飯器がある家が少ないのでそうなってくると毎回ご飯を炊くのが大変なのです。
また、オーストラリアのスーパーではパンやパスタなどの小麦粉製品が豊富でしかも安いのでわざわざご飯を炊くのではなく、欧米なら欧米らしくパンやパスタを食べるのもいいかと思います。
パンについて
オーストラリアの2大スーパー、colesやwoolworthsへ行くと普通のスーパーなのにパンコーナーの充実具合が半端じゃありません。日本のスーパーのパンコーナーでは食パンもたくさんありますが比較的惣菜パンや菓子パンなどの種類が多いかと思います。こちらでは菓子パンや惣菜パンといったものはほとんど見かけることはありません。ちょこっとピザパンやシナモンロールがあるかな〜というくらいです。
では、何が多いのかというと食パンやフランスパン、カンパーニュなどのお食事系のパンの種類が半端じゃありません。大きいスーパーではお店の中にパンコーナーがあってその場で焼いたパンが売られているのでたまにまだあたたかい焼きたてのパンが売られていることもあります。そして、お店で焼いたパンコーナーのほかにも工場などから仕入れられてきたと思われる量販用のパンが売られているコーナーもあり、そこにも大量のパンが売られています。
パンの種類
主に食パンやハンバーガーを作るような丸いパンなどが特にたくさん売られているのですが、1つのパンだけでも何種類もあります。普通の小麦粉で作られた白いパンはもちろん、全粒粉が使用して作られているパン、雑穀入りのパン、グルテンフリーのパンなど、見ているだけでも楽しくなります。
また、ちょっとおしゃれにかぽちゃの種が付いているパンなんかもあります。そして驚くのが一袋の量です。日本だと普通6枚切りとかでパンが売られていると思いますが、こちらはパンの厚さはどの商品もそんなに変わりはありませんが一袋に20枚くらい入っています。まさにパン屋さんで焼いた一斤がそのまま売られているわけです。値段も安いものだと85セントから手に入ります。
私が特に好きで買っていたのがcolesで売られているいろいろな雑穀が大量に入っている食パンです。いろいろなものが練りこまれているのでつぶつぶとした食感も楽しいですし、噛むと旨味も出てきてすごく美味しいです。
そのままで食べて十分美味しいのですが、サンドイッチにして食べたりなんかしたらカフェ顔負けのおしゃれランチの完成ですね。
パスタについて
パンコーナーもだいぶ充実していましたが、こちらではパスタコーナーも相当充実しています。普通のスーパーなのに通常のスパゲッティーを始め、平打ちのフィットチーネ、ペンネなどのショートパスタ、全粒粉が使われているパスタなど日本のスーパーではあまりお目にかかれないパスタがたくさん置いてあります。また、値段もパン同様安いのです。一袋500g入りのパスタが65セントから手に入ります。
これだけ種類があり安いとなると、お米がなくても食事のレパートリーが増えますね。
私がこれまでに試して美味しかったパスタ活用法が、普通のパスタと全粒粉のパスタを半分半分に混ぜて食べる方法です。
見た目も2色の麺が絡み合って綺麗ですし、食感もそれぞれ違うので楽しいです。
さすが農業が盛んなオーストラリアだけあって小麦粉製品の充実具合が素晴らしいですね。まだまだ試していない商品がたくさんあるのでワーホリ中にいろんなパンやパスタを試してみたいと思います。
道に迷った!昨日の日記
昨日道に迷いました。
仕事が終わった後、新しいシェアハウスを探すために普段あまり行ったことのない街で視察するシェアハウスを探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。
オーストラリアでシェアハウスを探すときはネットでシェアメイト募集の情報が載っているサイトから家のオーナーに直接連絡を取ってお部屋を見に行きます。
オーストラリアに来てからは日本で使っていたケータイはWi-Fiのあるところでしか役に立たなくなっているので、どこか知らない所に出かけるときは、あらかじめGoogleマップなどで場所を調べてから出かけるようにしています。そして後でちゃんと確認できるようにスクリーンショットで道順をちゃんと写真のフォルダーに保存しておきます。今回もしっかりと下調べをして道順を間違えないようにしっかりとケータイに保存してから出かけました。
私が行こうとしていた家の募集ページには駅から徒歩三分で着くと書いてありました。でも、3分経ってもまだGoogleマップで調べた住所のところには着けません。
「全然3分じゃ着かないじゃ〜ん」と思いながらしばらく歩くと、目的地らしき場所に到着しました。そして運良くちょうど家主の人がゴミを捨てに外へ出てきたので声をかけると、
「これはうちじゃないよ」との返事が。
どういうことかというと、私はシェアハウスのオーナーから送られた住所の番地を間違えて入力していたので全然違う家に向かっていたのでした。
すると、声をかけた家の人が多分あっちだよ!という方向に向かって歩いて行き、道に迷ったわけです。歩いて行くと明らかにこっちじゃないよな…と思いつつも「でもあともう少し歩けばちゃんとこの住所の場所にたどり着くかもしれない」という葛藤を心の中で繰り広げながら探し回っていました。
「ヤバイ、見つからない…」もう今日は諦めてもう一度調べなおしてから次の日に出直そうかと考えていた時に救世主が現れたのです。
それは、マックです。
世界中どこにでもあるんですね、マクドナルドって。
マックがなんで救世主かというと、フリーWi-Fiが使えるんですね〜。もう今日は諦めるしかないと思っていたので助かりました。早速マックのフリーWi-Fiに接続し、正しい住所を検索すると、私が向かっていた場所とは真逆の方向だったのです。しっかり住所を確認しなかった自分が一番悪いのですが、途中で道を教えてくれた方、あんたあんなに自信満々に向うだよ!!と言っていたじゃないか…と思いつつ道を引き返すことに。
でも、海外で生活するっていうのはこういうことなのかもしれないですね。失敗の繰り返しなわけです。うまくいかないことだらけなんです。なんてったって私はこの国の言葉すらまともに話せないわけですから…。
そんなこんなで歩くこと約15分、無事目的地に到着してお部屋を見せていただくことができました。しかし、こちらのお部屋は最低でも1年以上は住める人じゃないと貸さないよ〜ってことなので断念…あんなに苦労して行ったのに、トホホですね。でも昼間は一日中座り仕事なのでいい運動にはなったかなと、前向きに考えたいと思います。
過酷すぎる…オーストラリアの気象条件
私が一番過酷だと感じたのがメルボルンにいた時でした。私がメルボルンに住んでいたのは10月から約1ヶ月半です。世界一住みやすい街に住んでみたいと思い、シドニーからメルボルンへ移り住みましたが、環境が過酷なので1ヶ月半でおさらばしました。
その時はちょうどオーストラリアはこれから夏に向かおうという時期でした。晴れた日なんかは太陽ギラギラで少し外を歩けば汗ばむ陽気になります。
でも、メルボルンにいた頃の記憶だと大体どんよりとした曇り空が多かった気がします。そうなってくると冷たい風は吹いてくるわ雨は降り出すわで一気に気温ダウンです。ある日なんかは前日は晴れて30度を超える気温だったのに次の日は20度ダウンで10度近くまで下がった時がありました。これにはさすがにこたえました。毎日の服装がわからない。暑がりで寒がりの私は常に快適でいたいのです。少しでも北風が吹いていたらマフラーと厚手の服を着て寒さから身を守りたいし、太陽が出て暑くなるのだったら薄着でいたいんです。
車の生活だったらいいけど徒歩で毎日バイトまで行ってたから余計大変でした。何せ寒い地域には行く予定がなかったのでコートなんか持っていませんでしたから。風が強い日はあまりにも寒かったのでアウトレットモールでこれから夏になるのに冬用のジャケットとマフラーを買いました。ちなみにマフラーはコットンオンで何十パーセント引きの3ドルくらいで買えました。店員さんには「あなたいい買い物したわね!」的なことを言われました。
気温の変化だけが私を苦しめたのではなく、周りを見渡すと寒いにもかかわらず普通にTシャツでいる人とかホットパンツ履いてる人とかいるからわけがわからなくなりました。
そんなこんなでシドニーへ逆戻りしました。きっと住めば都でもうちょっと長く居ればメルボルンの魅力もわかったはずなんでしょうけどね。
オーストラリアのソウルフード〜フィッシュ&チップス〜
日本ではあまり見たことのない食べ物、いやいや、魚もフライドポテトも日本にだってあるけどこんな感じでは食べないよね〜、と思います。
ということで、はい!今日はオーストラリアの国民的人気食、フィッシュ&チップスを食べました。
このフィッシュ&チップスはちょっと多めのフライドポテトの上に何の魚だかわからないけど激ウマな白身魚のフライが乗っかっている食べ物です。
普通このフィッシュ&チップスはお店で買おうと思うと大体7ドル〜9ドル、12、13ドルなんてところも普通にあります。しかし、今泊まっているバッパーの日替わり企画で今日はなんと5ドルでフィッシュ&チップスが食べられるというので注文してみました。
マックのポテトを食べて育ってきた私にとってはちょっと太めのフライドポテトの上に2匹のお魚さんのフライが乗っかってます。両方ともただのフライでオーストラリアにきたばかりの時はあんまり魅力を感じなかったのですが、このフィッシュフライが食べるとお口の中でとろけるんですよ。それはもうおいしいおいしい!で、しかも大体どこのお店もアツアツを提供してくれるので衣はサックサクです。
そして付け合わせの天才ともいうべきポテトをぱくぱくと食べればあっという間に幸せな気分になれます。
このフィッシュ&チップス、よく海辺に連なっているおしゃれなカフェに混ざってフィッシュ&チップスのお店があったり、もちろん街中のカフェなんかにメニューとしてあったりもします。超お手軽ファストフードなのでオーストラリアで見かけた際にはぜひ試してみてはいかがでしょうか‼︎フィッシュ&チップス‼︎
憂さ晴らし
本当は服だって欲しい、帽子だって欲しい、サンダルだって欲しいのにと、街中を流れるクリスマスソングを聞きながら、日本にいる時に古着屋で300円で買ったロングTシャツと、オーストラリアに来てから買った本当は30%オフになるはずが店員の手違いで定価で買うことになってしまった6ドルのビーチサンダルにジーンズという装いで、いまだに悔しさを引きずっています。
悔しさというのは、前回の日記に書いた宿代が高くついてしまったという件のこと。予約を入れ、バッパースタッフと「See you 25th!!」と言葉を交わし、宿を後にした直後は猛烈な自己嫌悪と損をしてしまったという悔しさに、これからいったいどうやって生きていけばいいのかと、頭が真っ白になりました。"一寸先は闇"という言葉の闇の中にすでに片足突っ込んでしまったのではないかというような感覚に陥り、何をしていいかもわからない状態だったのでとりあえず食べよう、と思い甘いものを探しに街を駆け巡りました。ちょうどおやつの時間ではありましたが、お昼もたくさん食べたし、最近消化不良気味なので全くお腹は減っていませんでした。でも、この打ちひしがれた心をなんとかするには甘いものに頼るしかなかったのです。
なぜならば、「ねぇ聞いてよ〜(涙)」と言える友達がここオーストラリアにいない。英語が話せないのはもちろん、人と話すこと自体そんなに得意ではないので友達作りにはあまり積極的に参加していないのです。
そこで、ちょうど今オーストラリアの主要スーパーColes でチョコシューが40%オフになっていたのを思い出し、これを機会に食ってやる、と思いColesへ向かったところSold Out 。
…まぁしょうがないので、チャイナタウンにケーキが安く売っている店があったと思ってこれを買いました。
グリーンティーケーキなるものです。この時猛烈にクリームを食べたかったのでクリーム多めの商品を選ぼうと思ってこれにしました。それに、最近抹茶系から遠ざってるな〜なんて思って。
このケーキ、下部1cmのスポンジ部分から上は抹茶クリームかな〜と思って買ったんですけど、クリーム部分は真ん中のおよそ1.5〜2.5cmくらいの部分のみであとは上の部分もスポンジでした。
まぁいいかと思い、憂さ晴らしに食べることに。味はなかなか美味しかったです。オーストラリアのケーキにしては破格の2.7ドルという値段でこれならば上出来‼︎という感じです。
しかし、スポンジに自然界ではありえない原色の青い色をしたツブツブが混ざっていることに気づき、きっと何かすごい着色料使ってんだろうな〜と想像をしながら完食しました。
美味しかったけど、今度は極力着色されてなさそうなものを選ぼうと思いました。
年末の不安
今、シドニーのとあるバッパーに滞在しています。とりあえず来週の木曜日まで予約を取っておいたのだけれども、居心地も良かったのでこのまま住み続けたいな〜と思って延長できるかどうか聞いてみました。するとちょうどクリスマスシーズンなので部屋がないと言われました。だからあと1週間で出ていかなければならないのです。少しショックでしたがまぁしょうがないと思い、以前泊まったことのある別のバッパーに予約しに行ったら、年末から年明けにかけて一泊50ドルとのこと。
25日から宿泊予定なので8日で400ドル…さらに1週間滞在したいので計630ドルが2週間で消えて行きます。
人生って不思議なものですね。私は日本にいるときはコンビニではジュースやお菓子を買ったことがないくらいこまごまと節約していました。ショッピングモールへ行って買い物をするときや、映画を観に行くときもおにぎりを握って持って行ったり、飲み物は必ず持参していました。もちろん仕事中も社食なんて利用したことがありません。
でも、いくら節約しても不意な出費というのは必ず出てくるものです。最近ではちょっとくらい節約したってお金持ちになれるわけではないということがわかったので、お菓子を食べたいと思ったら買うし、ケーキが食べたかったら買うようにしています。
でも、今回の予想外の出費には目の前が真っ暗になるくらい心が折れました。
だったら別の手段を考えろよって話ですが、シェアハウスに住むにしても、とにかくシェアハウス探しがめんどくさいのです。不動産屋に物件を紹介してもらえるわけではないので、ガムツリーやJAMS.TVなどのサイトを利用して個人でアポイントを取って探すのです。ネットでいい物件を探して直接ハウスオーナーに連絡を取り、部屋の見学に行く。これだけ面倒くさい思いをしてもいい部屋がすぐに見つかるという保証はないのです。
それに時期も時期なので、今はこのバッパーにも空きはあるけど、一旦考え直してやっぱり泊まりたいと思った時に部屋がなくなっていたら嫌なので少し高めの金額を払い、新しいバッパーに2週間の予約を入れました。
ワーホリに来る前、費用はいくら必要か調べた時に100万〜200万とかってよく出て来て、「えっ‼︎そんなにないとダメなのかよ〜‼︎」なんて思いましたがこういうこともあるのでお金はないに越したことはありませんね。
やれやれ…
パディントンマーケット(Paddington Market)へ行ってきた!
オーストラリアには本当に各地域でたくさんのマーケットがあります。
マーケットへ行くと野菜が安く買えたり、そのマーケットならではの屋台飯?のようなちょっとしたランチが食べられるコーナーがあったりと、とても楽しいです。
なによりも、日本では味わえない異国情緒を味わうことが出来るのが一番の魅力ですね。マーケットへ1歩足を踏み入れただけでもワクワクしてきます。
さて、今回は土曜日のみ開催のシドニーのパディントンマーケット(Paddington Market)へ行ってきた!というものです。
ハイドパークから伸びてるOxford ストリート沿いにあるマーケットで、シティの中心部から歩くと少し距離があります。グーグルマップによると、徒歩30分ということだったのですが、普段運動不足の私は疲れました…
途中にはおしゃれなカフェや本屋さん、雑貨屋さんなどあってマーケットへの道中もワクワク感満載でした。
こんなオブジェまで!シャレてますね。
このマーケットの特徴や、感じたことですが、売られているものが高級感があって上品なイメージのマーケットだな~!!と思いました。メルボルンやケアンズなど、ほかのマーケットへも行きましたが、ここのマーケットには野菜などは売られてなかったと思います。
でもそのかわりマーケット自体がすごくおしゃれでキレイな感じでした。
これは美味しそうで買ったパンで、甘いココアが生地と生地の間に練り込まれていました。
そして、中心の方はモチッとした食感なんですが、表面部分はこんがりとクッキー生地のように固くなっていて食べた食感が楽しいパンでした。
お値段4ドル。決して安くはないですが、初めて食べた食感のパンなので良しとしました!!
でも私にはちと高級かな~と思えるものばかりだったしたくさん歩いて疲れたのもあり、チラッと見て雰囲気を味わい退散しました!
この日はすごく暑かったから今度は曇の日にでも行きたいと思います。そしてもうちょっと満喫したいです!